2017年3月21日火曜日

老木の

クレヨン牧師のミニエッセイ
『老木の想いにつながって』

 紅梅のつぼみは飛天のイヤリング六日市集会所の村上姉にお聞きした句です。姉のお宅の紅梅が、月の明りで照らし出されるさまを拝見しました。やはり、神様の創造された世界は美しいと感動しました。とくに姉のお宅の紅梅は老木にもかかわらず、その命を新しく生れてくるつぼみに注いでいる。その姿を拝見しながら、ああこれが生きるということだなと思いました。
 
 私たちの命はつながりをもった命です。おおくの命につながり、その命の想いや願いをいま受け継いでいる。そしてこれからも受け継いでいくのです。老木の想いにつながっているからこそ、新しいつぼみが美しくみえるのです。
 
 神様にとってかけがえのない命だからこそ、受け継いでいかねばなりません。そして、かけがえのない命の想いだからこそ、受け継いでほしいと願います。わたしのありのままを通して、信仰を子供たちに伝えていきたい。