子どもも、ひとりの人格
クレヨン牧師のミニエッセイ
『子供も一人の人格』
「親業」の講演の最後に講師の先生は、『人格の未熟な親ほど、よく子供を叱ります』という言葉で講演を締め括られました。親になるのも学びが必要だということでしょう。「親業」という本のなかに次のような詩があります。
あなたの子供は、あなたの子供ではない
待ちこがれた生そのものの息子であり、娘である
あなたを経て来たが、あなたから来たのではない
あなたと共にいるが、あなたに属してはいない
あなたは愛情を与えても、考えを与えてはならない
なぜなら、彼らには彼らの考えがあるから
あなたが彼らのようになる努力はしたとしても
彼らをあなたのようにすることを求めてはならない
なぜなら、生は後戻りしないし、
きのうままにとどまりもしないのだから
K.ジブラン
神様も私たちを、一人の人格としてみてくださいます。