2017年4月27日木曜日

愛は目にみえる

クレヨン牧師のミニエッセイ

『愛は目に見える』
 森優牧師が講演で一冊の本を紹介されました。その名も『若い父親のための10章』です。私にぴったりです。そのうち読もうと思っていますと、妻がさきに読んでいました。しかも声をだして。なんとその本の一章には、「もっと妻を愛すること」とあります。段々声が高くなって、「私は、妻を愛していることを子供に示したい。そのために、どんなささやかなことがあっても、もっと誠実に妻のために尽くそうと思う。本当の愛は目に見えるものである」と続きます。そして具体的な例がでてくるのです。
 
 なるほどと思いながら、両親が愛しあっていることを知っているとき、子供はほかのものをもってしては得られない安心感、安定感、また人生の尊さを感じとるのかも知れません。愛は伝わるものなのです。愛についていろんなことを教えられますが、愛することを教えてくれるのは両親が愛しあっているその状態なのでしょう。
 
 この本はそもそも、もう一度父親をやり直すことができたら、こんな父親でありたいとの設定で書かれました。蛇足ついでに。