いのち

クレヨン牧師のミニエッセイ

『いのち』
 「人は誰でも、選ばれて生れてきたんだ」とつくづく思いました。
 
 今回の「子育て講演会」にて、三分の一が終ったことになります。やっぱり何かを続けてやっていくことは喜びでもあります。とくに講師の先生の一つ一つの言葉を聞くとき、新たな感動が生れてくるのです。
 
 今回の講演は、「性教育・いのちにこだわって」と題して、中関小学校の佐伯里英子先生がご奉仕してくださいました。人が生れてくるという感動を通して、いのちという面からの「性」を取り上げてくださいました。講演を聞きながら、「選ばれて生れてきた」という感動を受けたのです。
 
 生れたての女の赤ちゃんには、卵子になる原始卵が約百万個あり、そのうちの一つと、送り込まれる精子の数約四億~五億のうち一つが受精する。それが私になったということです。こんなに多くの可能性のなかから、神様が選んでくださったことは神秘というより神様の奇跡だと思います。
 
 ところで四億という数字はどれくらいかわかりますか。一ミリのグラフ用紙を一辺二十メ-トルの正方形にした大きさになります。命を大切に。

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