『またまたまた冷蔵庫の話」

クレヨン牧師のミニエッセイ

『またまたまた冷蔵庫の話」

 暑い日が続いたので、冷蔵庫をあける回数が増えてきました。別にさして用もなく、ただ冷蔵庫をあけるだけで涼しくなるような気がするのです。冷蔵庫は冷たい。なにかそう思わせるものがあるのです。しかし考えてみれば、中は涼しくてもその代わりに熱を外へ出していることを思えば複雑な感じです。
 
 さて、今回は冷凍庫をあけてびっくりしました。いつのものだかわからない物がびっしり。こういうのをフリ-ジングとでもいうのでしょうか。しかも隙間もないほどつまっているのです。まあ考えようによっては、ムダをはぶき節約になるのでしょうが、これでいいのかなと思ったのでした。なぜなら、ここには余白が無いと感じたのです。つまり冷気が通る道がない。いまの冷凍庫はそれでもいいのかもしれませんが、結局は使わずに捨ててしまうのがおちです。
 
 信仰の問題も同じだといえます。心にはぜひとも風の通る道(余白)を置いてほしいものです。聖書によれば、聖霊という単語はもともと風という意味なのですから。 あなたの心には御言葉の風が、春風のように流れていますか。

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