『マルコを読む』

クレヨン牧師のミニエッセイ

『マルコを読む』

 教会の聖書研究会で、「マルコによる福音書」を学びはじめて一年がたとうとしています。といってもまだ三章に入ったばかりなので、この先何年かかるかわかりません。しかし一節一節に書かれていることを丁寧に読んでいくと、心が揺さぶられる思いがしてきます。
 
 マルコがなぜ福音書を編集しなければならなかったのか。当時の人々はこの福音書をどう読んだのか。それを考えながら読んでいますと、いまの日本の状況とぴったりあうことに気がつかされるのです。
 
 マルコが叫び続けたことはいったい何か。それが今の教会にも同じように語られていると思います。マルコが伝えたかったことは、「生のキリスト」だったと思います。ぬくもりが感じられるキリスト。私たちにとって生きたキリストだったといえるのです。
 
  あなたにはキリストの肌のぬくもりが感じられますか。

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