『恵みの風邪』

クレヨン牧師のミニエッセイ
『恵みの風邪』

年末の忙しさから開放されたと思ったら、風邪をひいて何年振りかで寝込んでしまいました。
 
 ある方から、「二十代の体と三十代の体は違うので無理をしてはいけません」と暖かい言葉を頂いていたのに、年末年始走り回っていたのが原因でしょう。あらためて自分は三十代になったのだと確認しました。三日間布団につきながら二十代だったらもう起きて動けるのにと、三十代の重みを実感したのでした。
 
 さてそう言っても、神様は年末にたくさんの恵みをくださいました。「釜ケ崎越冬セミナ-」は、私にとっていい経験でした。青年たちと一緒に参加したのですが、それぞれに神様からのチャレンジを頂きました。
 
 「何が私に求められているのか」「イエス様の福音とはいったい何か」と、風邪で寝ながら考えていました。牧師が一日中何もしないでそのことだけを考えるチャンスは多くはありません。風邪をひいたのも神様の恵みだったのです。
 
  布団の中での問いに答えていく一年にしていきたいものです。よろしく。

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