2018年1月30日火曜日

『知らないうちに体力が』

クレヨン牧師のミニエッセイ

『知らないうちに体力が』

 「足が動かない」という経験がありますか。足の力が弱っていると感じてがっかりしました。

 というのも金曜日に「開拓伝道委員会」が滋賀県で行なわれるので、新幹線を利用したときです。時間ぎりぎりになって駅についたので、改札から走って階段を駆け登りました。徳山駅はご存知のように、新幹線の改札に入ってもまた階段があるのです。改札を抜けたあたりで列車が入ってきました。これに乗らねば遅れると思い、階段を二段飛ばしで掛け上るつもりでした。ところが、十段目位上がったところで足が動かなくなったのです。気持は前へ行こうとしても、足がついてきません。ベルは鳴るし、やっとの思いで飛び乗ってみたものの、岩国までは「はあはあ」と息がしんどいやら、気分が悪いやらもう大変でした。

 知らないうちに体力がなくなっていたのか、としみじみ感じました。私たちの信仰生活にも同じようなことがいえます。イエス様の御言葉を感動をもって聞いたのですが、知らず知らず忘れていたことがありませんか。体力が意識しないうちに衰えていくのと同じで、御言葉も意識して吸収しないと忘れられていくしかないのです。あらためて聖書のみ。