2018年5月10日木曜日

「春は黄色の花から」

「春は黄色の花から」
 
 春は黄色の花から咲くといわれています。六日市への山道には、菜の花が咲いています。先日も集会へ行く途中、釣り橋の上でおにぎりを食べました。少し肌寒い日でしたが、清流をながめながら自然の中でおにぎりを食べる幸せは感動ものでした。
 
 車で動いていると、見えているようで見えてないものがたくさんあります。しかも、見えてないものに季節の始まりが示されているように思えます。春はまだまだと思っていても、ふと車を止めてみると春に出会うこともあります。いつも通りすごしている橋の上に止まってみると、せせらぎから、かじかの鳴き声を聞いて心がなごみました。
 
 今年は聖書研究会で、エフェソ書を学びます。これはルーテル教会の牧師たちが書いた宣教百年に向けての手引き書でもあります。そのテーマは「教会とは何か」というものです。いま教会とは何かを問うことは、私たちの基礎を問うことでもあります。
 
 著者の一人、森勉牧師(広島教会)は、「この本を読むだけでなく、エフェソ書を書き写してください」と言われました。写経です。たぶん見えてないものが見えてくるかもしれません。いま1章を書いているところです。