神様はみえないのよ
クレヨン牧師のミニエッセイ
『神様はみえないのよ』
桜が満開になると、春がやってきたという実感がわいてきます。
花といえば思い出すことがあります。あるとき幼稚園のこどもが教えてくれました。「お花は自分の嫌いな色をつけているのよ。赤いお花は赤が嫌いなの。黄いろのお花は黄いろが嫌い」。話を聞いているうち、どうしてそうなるのかなと考えてしまいました。
確かに嫌いなものを前面にだし、「あれもいやだ、これもいやだ」といいながら生きている私たちですが、自己主張するほどでもありません。また、「あれも好き、これも好き」と思えるほど積極的にもなれません。私たちなりの色があるのでしょうか。
しかしその子は続けて、「だから神様は嫌いなものがないからみえないの」。その透明さが私たちを包んでくださるのですね。
『神様はみえないのよ』
桜が満開になると、春がやってきたという実感がわいてきます。