「不思議なことば」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「不思議なことば」
 
 子どもたちには、子どもたちだけにわかることばがあります。
 
 先日、お風呂の順番を待っている時のことでした。華美「はなちゃんは、ひとみちゃん」愛美「まなちゃんは、ちあきちゃん」と言っているのです。なんのことだかさっぱりわかりませんでした。ひとみちゃんも、ちあきちゃんも幼稚園のお友達だというのはわかるのですが。実は、幼稚園の並び方が、1、2、3ではなく、背の低い順に「ひとみ・ちあき・はなみ」と覚えているらしいのです。ですからなんでも1番の人は「ひとみちゃん」。2番の人は「ちあきちゃん」になるのです。
 
 ですから「ちあきちゃん、はなみちゃん、ひとみちゃん」と並んだとします。すると、「ちあきちゃんはひとみちゃん、はなみちゃんはちあきちゃん、ひとみちゃんははなみちゃん」なのです。わかりますか。
 
 順番をいちいち決めるのが必要なら、子どもたちのやり方もいいかもしれません。「あなたはいつでも2番ね」というより、「あなたはいつもちあきちゃんね」と言われたほうが楽しいかもしれません。
 
 イエス様も「先のものが後になる」と順番を逆さまにされるほどですから

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