「言葉はいろいろあるけれど」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「言葉はいろいろあるけれど」

 香港・澳門の旅から無事に帰ってきました。とても体力を使う旅で、体重がなんと2キロも減ってしまいました。それだけ動いた?のでなく、いま澳門の気候は、なんと気温30℃湿度90%でした。一日中がスチームサウナのような気候なのです。

 さて、今回の恵はなんといっても「女子パウロ会」のシスターたちと出会ったことでしょう。4人のシスターがアパートの1室を修道院にして生活しておられました。それぞれ、ブラジル、ポルトガル、アメリカ、日本の方々です。その明るいこと、共通語はスペイン語だそうです。中華料理のテーブルを囲みまながら宣教について、生活について、政治について(中国へ返還後のこと)、などなどそれはもう言葉が入り乱れておりました。英語で質問したら、スペイン語で答え、それに広東語がつづき、ポルトガル語が意見を述べる。それに日本語で質問をすると、北京語が帰ってくる。ところが、それが自然にわかるのです。通訳してくださったこともあるのですが、それ以上に、「キリストにある一致」がそれを理解させてくださることがよくわかりました。

 ブラジルのシスターが、「パスターのところには難民はいますか」と聞かれました。「いません」と答えながら、ほんとにそうだろうかと考え込んでしまいました。いないのではなく、いないようにしているのかも・・・と。

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