「朝が待ち遠しい」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「朝が待ち遠しい」

 お盆を過ぎると、朝晩が多少涼しくなってきました。とくに朝は気持ちの良い涼しさがあります。こうなってくると、なかなか起きれなくなって困っています。 起きれないといえば、大学生のころの私の最高睡眠時間は、21時間というものがあります。よくもあれだけ寝ることができたなと感心してしまいます。しかし、人間は多く寝ることがいいことではありません。寝過ぎると反対に疲れるものだということも、そのときわかりました。

 さて、わが家での一番の早起きは、3女の聖美です。朝がくるのが待ち遠しいのか、とにかく早く起きて遊んでいます。どうしてあんなに早く起きるのは楽しいのだろうかと疑問に思います。私にとっては1分でも寝ているほうが喜びなのですが。しかし、その姿をみていると、神様が今日も新しい命を与えておられることがよくわかります。その新しい命の躍動が伝わってくるような気がします。

 大きくなればなるほど、神様からいただく毎日の命をおろそかにするのでしょうか。あたりまえのようにいただけるものですから、感謝もなく過ごしているのかもしれません。今日、私に命があたえられている。この命を大切にし、感謝して過ごさせていただく。そのためには、朝がくるのが待ち遠しいものでしょう。 ああ、もう少し寝ていたい。あと1分でいい。ずるずると寝ているまに、神様の恵みは先へ進んでいってしまいそうです。

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